2014年12月11日木曜日

ガラスでサプライズ。冬の茶会

柿傳ギャラリーでの個展期間中、同ビルにて茶の湯同好会の茶会が開催された。


床には、現代作家のオブジェ作品やルオーが飾られ、
冬の席にもかかわらず、ガラスの茶碗や菓子器が使われた。

「流派を問わず今を問う」と、今の茶の湯の在り方を追求される
亭主の林屋晴三先生の世界観が表されたしつらえに、参加者は感嘆の声をあげていた。



「 盌 呼継  」  隙間から茶の緑が透け、美しかった。


「 盌 呼継 織部 」 
古田織部400年遠忌追善茶会 (2014年6月) のために作らせていただいたもの。



「 呼継 」 菓子器として。温かな葛焼きが供された。


 「 手付鉢 」 こちらも菓子器として。


華やかさ、温かみ、緊張感、躍動感。
ガラスは表情豊かに、場の一部となっていた。