2013年11月12日火曜日

貴重な御縁

貴重な御縁をいただいた。



氏神様の境内の桑の大木が、先日の台風で根こそぎ倒れてしまった。
地域を見守りながら、どの位生きてきたのだろうか。

その一部を譲っていただいたので、工房の前で乾燥させる。

表皮の複雑な割れ模様、一年一年成長した年輪、虫に喰われた穴。
樹の生きてきた証を近くで見ていて飽きることはない。

生の木の香りが工房中に満ちて、全身にエネルギーが湧いてくる。
大きな力に護られているのを感じる。

来年の展覧会に向けての作品制作も順調。
今日、ガラス熔解炉に着火した。

私も生きた証として作品を残せるかな?